1月16日にau携帯電話の新モデル10機種を発表したKDDIは同17日より、原宿にある同社の企業コミュニケーション施設「KDDIデザイニングスタジオ」(渋谷区神宮前4、TEL 0077-7067)で同モデルの展示を開始した。
新機種が並べられているのは1階エントランス付近の特設エリア。発表された「春モデル」をイメージし、内側から光を発する現代的なデザインが特徴の白い什器と床面には、桜の花びらを思わせる淡いピンクのグラフィックをあしらった。
発表されたモデルの中でも、同社のデザインプロジェクト「au design project」の第6弾モデルとして注目を集める「MEDIA SKIN(メディアスキン)」は、オレンジ・ブラック・ホワイトの全色を展示。残る13機種は特設された什器に沿って円形に並べられ、実際に手に取って操作もできるようにした。
春モデルは、auがこれまで打ち出してきた「音楽」「デザイン」に加え、「映像」へのこだわりを強化したのが特徴。新機種のうち7モデルは、ワンセグ(移動端末向けの地上デジタル放送)対応で、いずれも高画質をウリにしている。音響面では全機種に音質補正技術の「DBEX(ディービーエックス)」を搭載した。
今回の展示ではこうした最新技術をひと足先に「体感」できるのも特徴。初日となった同17日には開館時間の10時から新機種を見に来る人も。昼過ぎには、機種を手に取って熱心に見入るビジネスマンら男性客の姿も多く見られた。展示は2月16日まで。2月17日からは、「MEDIA SKIN」単独の展示イベントも行う予定。
これらの春モデルは1月下旬以降、順次発売予定。(写真=au携帯電話「春モデル」を展示している原宿・KDDIデザイニングスタジオの様子)