アトレ恵比寿が大規模リニューアル、新規20店・内装刷新も

3月、アトレ恵比寿が大型リニューアルへ(写真=3階スイーツ・デリカ区画の完成イメージ)

3月、アトレ恵比寿が大型リニューアルへ(写真=3階スイーツ・デリカ区画の完成イメージ)

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 東京圏駅ビル開発はアトレ恵比寿(渋谷区恵比寿南1、TEL 03-5475-8500)の大規模改装を行い、3月23日にリニューアルオープンすると発表した。

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 リニューアルは2005年春から段階的に実施してきた3カ年計画「リフレッシュプラン」の一環。リニューアルの主な要因は「多様化するニーズに応える必要が高まってきたため」(同社)という。今秋で開業10周年を迎える節目の年に、新規20店舗をオープン、既存18店舗をリニューアルするほか、内外装も刷新し新たな「EBISU」スタイルを打ち出す。キーワードは「知性」「洗練」「個性」。

 リニューアルはJR恵比寿駅東口のメーンエントランスフロアである3階が中心。コンコースを囲む「スイーツ・デリカゾーン」は、モダンカジュアルをテーマに木目やレンガ調の素材を取り入れた「上質」な空間を目指す。

 飲食店として新たに加わるのは、自然食や有名シェフプロデュース店、ショッピングセンター(SC)初出店の老舗などスイーツ、デリ業態の10店舗。恵比寿のフレンチ「イレール」はパティスリー業態「イレール ボン トン」として初出店。和菓子では銀座の老舗「鹿乃子」が生菓子「かのこ」の専門店を出す。デリは、青山のインド料理レストラン「シターラ」初のデリ業態、回転寿司「沼津港」のテークアウト専門店などバラエティーに富んだ5店舗。

 3階キャリアファッション区画には、ワールドが手がけるセレクトショップ「アクアガール」の姉妹ブランド「ファウンドフレス」と、「大人の女性」に向けてリアルクローズを発信するレディスセレクト「サロン・ド・ラ・トリニテ」の2店舗が出店。

 4階は、広尾のパティスリー「ラ・プレシューズ」によるパティスリー・カフェほかレディスファッション、服飾雑貨の2店舗がオープン。5階カジュアル&カルチャーフロアにはオンワード樫山のデザイナーコラボ型ショップ「ネイヴ」、メンズ服飾雑貨「パブス」など4店舗が新規出店する。6階に登場する中華専門の「華文琳」は、渋谷・神泉の中国家庭料理「文琳」のオーナーシェフプロデュースによるもの。「からだに優しい」中華を提供するという。

 2月1日から改装工事に取りかかり、2月下旬から順次新店舗をオープンする。3月2日にはファッション店舗が、同9日にはスイーツ区画がそれぞれ先行オープンし、同23日にグランドオープンを迎える。

 アトレ恵比寿は1999年10月にアトレ4店舗目の駅ビルとして開業。2005年3月よりテナントの見直しを含むリニューアルプランを進め、昨年までに20店舗以上を新規オープンしている。(写真=3月、リニューアルするアトレ恵比寿3階の完成イメージ)

アトレ恵比寿

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