トーキョーワンダーサイト渋谷(渋谷区神南1、TEL 03-3463-0603)で12月20日、企画展「Wave Front-オーストラリア現代アートの最前線-」が始まった。
日豪友好協力基本条約締結から30周年を記念した「日豪交流年2006」の公式プログラム。今年11月にグランドオープンしたアーティスト滞在制作施設「TWS青山:クリエイター・イン・レジデンス」(神宮前5)で制作された作品など、映像作品を中心に5人の作家が独自のインスタレーションを披露する。
1カ月以上東京に滞在し新作の制作に励んだのは、若手のショーン・グラッドウェルさん。街で撮影したものをベースに、東京ならではの映像作品を作り上げた。マイケル・ライリーさんはアボリジニ文化と教会の歴史をテーマにした写真作品を発表。参加アーティストはほかに、クレイグ・ウォルシュさん、ダニエル・クルックスさん、TVムーアさん。
入館料は500円。来年2月17日まで(年末年始休館)。(写真=ショーン・グラッドウェルさん作 Courtesy the Artist&Sherman Galleries, Sydney Australia)