12月7日、渋谷区円山町のカフェで映画「渋谷区円山町」(永田琴監督)の完成会見が行われ、同作に主演した人気モデルの榮倉(えいくら)奈々さんや、共演のふかわりょうさんらが出席した。
同作は、「彼女が死んじゃった。」「サプリ」などで知られる人気コミック作家、おかざき真理さんによる同名コミックを映画化した話題作。おかざきさん自身が住んでいたこともあるという円山町を舞台にしたオムニバスで、主人公の女子高生「加藤由紀江」役を雑誌「SEVENTEEN」専属モデルの榮倉さん、由紀江が想いを寄せる教師役を「EXILE」のメンバー、眞木大輔(MAKIDAI)さんが演じている。
映画では、主人公の由紀江がふとした興味からホテル街のある円山町に足を踏み入れるシーンや街中で遊ぶシーンなど、主要シーン随所に渋谷の街が登場する。会見にドール風の白いワンピース姿で登場した榮倉さんは、渋谷ロケについて「人が多くて大変だった」と振り返ったほか、自身の演技については「恋に憧れて少しずつ成長する役と同時に自分も成長できた」とコメント。来年には別の主演作も公開されるEXILEメンバーの眞木さんは、「映画は長期間かけて一緒に作るもの。チームワークが取れて楽しかった」と話していた。
また、カフェのマスターを演じたふかわさんからは、「円山町は夜のイメージ。この作品でもう少し『クリア』なイメージになれば」とのコメントも。同作で長編デビューを果たした永田監督が「熱いけれどさわやか。思春期のピュアさを描いた」と映画の魅力を語り、会見を締めくくった。
「渋谷区円山町」は、来年春休みに渋谷「Q-AXシネマ」(円山町)ほか全国でロードショー公開される。(写真=7日、映画「渋谷区円山町」の完成会見に出席した出演者ら)