寿司チェーンのにっぱん(港区)は12月14日、渋谷センター街に立ち食い寿司「魚がし日本一 渋谷センター街店」(渋谷区宇田川町、TEL 03-5728-5451)をオープンした。場所は、センター街中程の「築地銀だこ」跡。
同社は現在、主力業態の「魚がし日本一」をはじめ、「青柚子」「ICHIZ」など都内を中心に5業態30店舗以上の寿司店を直営展開。魚がし日本一業態での渋谷への出店は、今回が初となる。
渋谷センター街店は、同社がターミナル駅周辺などの商圏エリアに出店を進める立ち食い業態。今年10月にオープンした吉祥寺店に次ぎ、店内各所にバッグの置き場を設けるなど女性客を意識した内装も特徴。店舗面積=約12坪で、最大で16人を収容する。
オープン初日と2日目はメニュー全品を半額にしたこともあり、店の外には行列ができた。同社営業本部第1営業部の福原和輝さんは、他店舗に比べ「客層が若い。カップル客や男性のグループも目立つ」と話す。価格はにぎり1個=75円が基本、最高でも300円という価格帯で、「板前による握りたての寿司を食べてもらえる」(福原さん)と自信を見せる。
メニューは、まぐろ、生だこ、穴子などが75円、インド中とろ、上生うにが250円、大とろが300円ほか。注文は2品(4個)から。センター街店では、バーナーで焼き目を付ける「あぶり」メニューが主力だという。想定客単価は男性客のランチで1,200円。営業時間は11時~23時。