テレビシリーズとして登場して以来、今年で40年を迎える人気ヒーロー「ウルトラマン」をアートの視点で捉えた企画展「オブジェクツ・サブジェクツ イマジネイション オブ ウルトラ」が12月8日、パルコミュージアム(渋谷パルコ・パート3、TEL 03-3477-5873)で始まる。
円谷プロが製作するウルトラマン・シリーズが、空想特撮番組としてブラウン管に登場したのは1966年(昭和41年)。「M78星雲」から飛来し怪獣と戦うウルトラマンの勇姿は茶の間の人気者となり、宇宙忍者「バルタン星人」やコイン怪獣「カネゴン」など数々の人気怪獣キャラクターも生み出した。
同展では、シリーズ初のアート写真集「OBJECTS(オブジェクツ)」でも撮影を担当したフォトグラファー、照内潔さんによるウルトラマンや怪獣の造形写真をはじめ、ウルトラマン制作に関わったスタッフ20人のポートレートも紹介。会場限定商品も販売する。
限定商品は、ウルトラマンCタイプ、ゼットンなど全4種をセットにしたメディコム・トイ製KUBRICK(2,650円)や、ビニール玩具製造のマルサンによる全長24センチの「赤クリア成型版 ピグモン」(4,725円)、U.S.TOYS製・ゆーえすポケットソフビシリーズ「ケムール人 ミッドナイト追跡セット ブルーグローケムール&グローパトカーのセット」(5,145円)など。
同10日には、OBJECTSディレクターの原口智生さん、照内さん、ナビゲーターの桜井浩子さんによるトークイベントを開催する(入場制限あり)。展覧会の入場料は一般=500円ほか。12月31日まで。Photo by KIYOSHI TERUUCHI©円谷プロ