アクセスインターナショナル（渋谷区千駄ケ谷4）は12月1日、「DAD（父親）」をテーマにした男性向け育児スタイル情報誌「FQ JAPAN（エフキュー ジャパン）を創刊する。編集プロダクションとして多くの実績を持つ同社にとって、自社で手がける雑誌の刊行は初。

　「プレジデントFamily」（2005年11月）、「日経KIDS」（2005年12月）、「OCEANS」（2006年2月）など、昨年以来、これまでにはなかった「子どもを視野に入れた男性誌」の創刊が相次ぐ中、同誌は「父親育児の先進国」（同社）であるイギリスで発行されている「FQ」と提携、その日本版として刊行するもので、英国版のリソースを使いながらも、日本人向けに新たに制作するページも多いという。

　創刊号は、2人の子どもの父親でもあるジョニー・デップさんが表紙を飾る（写真）ほか、藤井フミヤさんや布袋寅泰さんのインタビュー記事も掲載する。また、石垣島で家族と暮らすマーク・パンサーさんはインタビューとともに、「DADファッション」のモデルとして15年ぶりに誌面に登場するという。また、第3特集では「DADのセンスはバギーで差が出る！」を組み、「スタイリッシュな」輸入ベビーカーを中心に紹介するなど、「格好良い」父親のライフスタイル提案をさまざまな角度から行う。

　同誌編集部の本田さんによると、同誌のターゲットは「小学生までの子どもを持つ父親」で、年齢的には30代全般から40代前半までの男性。同誌編集長は、まさにDAD世代でもある同社の清水朋宏社長が自ら務める。発行サイクルは季刊で、発行部数は5万部。価格は580円。

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