原宿でデジタルフィルムフェス、各国の気鋭作品200本

原宿でデジタルフィルムフェス「RESFEST」(写真=「折り紙」NAMIKIBASHI)

原宿でデジタルフィルムフェス「RESFEST」(写真=「折り紙」NAMIKIBASHI)

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 11月23日、デジタルフィルムフェスティバル「RESFEST(レスフェスト)」がラフォーレミュージアム原宿(渋谷区神宮前1)で開幕する。

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 デジタルツールを使って制作された世界のデジタルフィルムが一堂に集結する同フェスは、1996年より米国で開催。上映作品は、アニメやミュージックビデオ、コマーシャルなど分野、作家ともに幅広く、6大陸、40都市以上を回る世界最大級のデジタルフィルムフェスに成長した。

 日本には1999年に上陸し、今回が8回目の開催。「RESFEST 10」ジャパンツアーとして開催される今年は、公開を控えた話題作を含む約200本の映像作品を上映。ラフォーレミュージアム原宿を皮切りに神戸、仙台、京都、福岡の計5都市を巡回する。

 松本大洋さん原作の人気漫画を長編アニメ化した「鉄コン筋クリート」(マイケル・アリアス監督)は、12月からのロードショー公開に先駆けた先行上映。同監督は来日し、トークセッションも行う。NYのヒップホップグループ「ウータン・クラン」を追ったドキュメンタリーで、地元映画祭でも反響を呼んだ「ROCK THE BELLS」(ケイシー・スーチャン監督)は今回、プレミア作品として上映される。

 ミュージックビデオでは、ミシェル・ゴンドリーさん、マイク・ミルズさんらトップクリエーターが名を連ねる、英人気バンド「レディオヘッド」のミュージックビデオ15本を一挙に公開。日本からも気鋭作家による最新ミュージックビデオが出揃う。

 ショートフィルムプログラムでは、紙製ロボット「Kami-Robo(カミロボ)」の映像作品や、NAMIKIBASHI監督による最新ショートフィルム「折り紙」(写真)を上映。韓国特集も組まれる。チケットは、1プログラム=1,200円(前売り)、1,500円(当日)ほか。原宿での開催は11月26日まで。

RESFEST 2006

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