インテリアブランド「Francfranc(フランフラン)」を運営するバルス(渋谷区神南1)は11月より、首都圏ターミナル駅の駅ビル内に期間限定の小型店を出店している。
小型店は雑貨専門。年末年始にかけて、クリスマス関連グッズや福袋など短期間に需要が集まる商品を中心に取り揃える。売場面積150坪以上が従来の出店基準となるFranc franc業態で小型店を出店するのは「新たな試み」(同社)だという。
12月までに開店する全4店舗のうち、すでに営業を始めたルミネエスト新宿店、ルミネ大宮店はともに「Francfranc LIMITED SHOP」として、年明けまで営業。クリスマス時期に合わせ、ツリーやオーナメントなどの各種雑貨を扱うほか、年明けには専用の福袋を投入、新年を祝う装飾雑貨なども展開する。
12月1日にオープンする「アトレ恵比寿店」(渋谷区恵比寿南1)は、クリスマス(12月25日)までの営業。業態名は「Francfranc CHRISTMAS SHOP」で、同館4階の一角に出店する。クリスマスショップは11月17日より、アトレ品川にも出店する。
小型店のみの限定商品はないが、セレクトやディスプレーで既存店との差別化を図っている。同社では今後も動向を見ながら、季節限定や雑貨のみの小型店出店を検討する。