「スーパーカブ」初代モデルをはじめF1初優勝モデルや初期の四輪車など、ホンダの「歴史」をたどる展示企画が11月17日より、「Hondaウエルカムプラザ青山」(港区南青山2、TEL 03-3423-4118)で開催される。
1985年、ホンダ本社ビルの開業と同時にオープンした同プラザは、約3カ月間の改装期間を経て11月6日にリニューアルしたばかり。大型の映像システムやステージを備えた施設ではリニューアル後、ライブなどのイベントを開催している。
17日からの企画タイトルは「Honda原点の想い~いつまでも伝えたい思いがある~」。会場では、ホンダの名を付けた最初の量産エンジンで自転車補助用の「ホンダA型」(1947年)、ベストセラーモデル「スーパーカブ」の初代モデル「スーパーカブC100」(1958年=写真)など、ホンダの原点となった歴代製品を一挙に公開する。乗り物では、初の本格四輪量産車「N360」(1967年)やF1初優勝モデル「RA272」なども見どころのひとつ。
背負式噴霧器としても使われたという「汎用H型エンジン」(1953年)や耕運機「F150」(1959年)なども併せて紹介。パネル展示、映像放映コーナーは、創業者、本田宗一郎の記録やASIMOの活動内容など、テーマ別に展開する。入場無料。11月30日まで。