11月13日、「万年筆ベストコーディネイト賞2006」授賞式が恵比寿ガーデンルーム(渋谷区恵比寿4)で行われ、リリー・フランキーさん、劇団ひとりさんら各界の著名人が表彰された。
同賞は、輸入・国産筆記具メーカーや日本筆記具工業会など28社(協会)が共同で、3年前に始めたプロジェクト。今年は、式典の名称を「Heart Line Award」から同名に変更。「最も万年筆が似合う著名人」として5人を選出した。
文化部門では作家・イラストレーターのリリー・フランキーさんが、芸能・ファッション部門では爆笑問題の太田光さんが、それぞれ選ばれたほか、政治・経済部門は小池百合子衆議院議員が受賞した。また、公式ホームページの一般投票で選ばれる一般選出部門では、劇団ひとりさん(タレント)、滝川クリステルさん(キャスター)がそれぞれ受賞する結果となった。
授賞式では、受賞者らの「正装姿」も見どころに。細身のスーツにノータイの白シャツ姿でシックに決めたリリー・フランキーさんは「普段から原稿を万年筆で書いているので嬉しい」とコメント。続いて、ピンストライプのポップなスーツで登場した太田さんは「万年筆はあまり使わない」としながらも、「(コンビではなく)一人で賞を取ったことが何よりも嬉しい」と会場の笑いを誘っていた。小池議員の装いは、カナリアグリーンの色鮮やかなスーツ。劇団ひとりさんは、上下、ネクタイとも真っ白なスーツ姿で、この日欠席した滝川クリステルさんに「会えなくて残念」としきりに話していた。
受賞者は、万年筆で書いた直筆の「ありがとう」メッセージも披露。記念品として、各メーカー代表から記念の万年筆が贈呈された。(写真=万年筆ベストコーディネイト賞を受賞したリリー・フランキーさんら)