婦人靴販売のモード・エ・ジャコモ(神宮前3)は10月25日、渋谷パルコ・パート3(渋谷区宇田川町)1階に「アラウンド30」向けのセレクト業態「ビバ・ブリジャンテ」を出店した。
店舗名は、「ビバ・ブリジャンテ渋谷パルコ・パート3店」(TEL 03-3464-7281)。同業態の5号店で、今年3月、原宿・明治通り沿いにオープンした路面店(神宮前6)に続き、渋谷エリアでは2店舗目。来春には7店舗まで拡大する。
店舗面積は約13坪。内装は既存店と同様、ダークブラウンの木目を基調に、重厚感のある什器やソファを置き高級感を出した。「感度の高い」30歳周辺の女性に向けて、主力ブランド「サテンドール」を軸としたトレンド感の高いアイテムを展開。商品は靴とバッグが中心で、他店舗に比べ帽子やベルトなどの服飾雑貨を多く取り揃えた。
秋冬シーズンのサテンドールは、ゴールドレザーのサンダルやリボンをあしらったパンプスなどが揃う。バッグも、存在感のあるチェーンを取り付けるなど、より年齢層の高いターゲットを意識した作りになっている。価格帯は、靴=14,000円~17,800円、バッグ=13,000円~17,000円。来シーズンからは、新ブランド「ハーズ」とインポート買付商品の投入も決まった。
同店が出店した1階は、2階を含め渋谷パルコが「アラウンド30」フロアとしてターゲット年齢の引き上げを強化している区画。モード・エ・ジャコモの高橋義信取締役は「靴、バッグなどの服飾雑貨を扱う『要』の店舗として『アラウンド30』に挑戦する」と話している。営業時間は10時~21時。(写真=「ビバ・ブリジャンテ渋谷パルコ・パート3店」正面)