山田洋次監督や鈴木清順監督をはじめ、日本映画界に名を残す映画監督150人余りが出演・登場する話題作「映画監督って何だ!」(伊藤俊也監督)が11月4日より、渋谷「ユーロスペース」(渋谷区円山町「Q-AXビル」3階、TEL 03-3461-0211)でレイトロードショー公開される。
同作は、劇映画監督が集まり1936年に立ち上げられた「日本映画監督協会」創立70周年を記念して制作されたもの。同協会は現在、崔洋一(さい・よういち)監督が理事長を務め、著作権問題や若手監督向けの新人賞事業などに取り組んでいる。
作品には、同協会すべての会員が参加。小泉今日子さんや佐野史郎さんなどの俳優陣と並び、小栗康平監督や坂本順治監督らは「キャスト」として登場するほか、制作スタッフも合わせると作品に関わる監督は約200人。映画監督の「本質」に対する問いから始まるストーリーは、時代劇や再現劇を経て、インタビューやドキュメントなどで構成される内容。出演監督はほかに大島渚監督、緒方明監督、成田裕介監督など
ユーロスペースでは上映期間中の全日程で、上映終了後、出演監督らによるトークイベントを開催。鑑賞料(一般)は、前売り=1,000円、当日=1,500円。