インターネット事業支援のデジタルガレージ(渋谷区富ヶ谷2、以下DG)は10月11日、米広告マッチングサービスのEtology(本社=カリフォルニア州)と資本・業務提携したことを明らかにした。
Etologyの主力事業は、広告主に対し、個人ブログやホームページなどユーザー属性の合う中小媒体を紹介するマッチングサービス。昨年7月のサービス開始以降、1,400媒体、150社以上と組み広告配信枠が1日1億インプレッションを超えるなどの実績を持つ。
資本提携では、DGが今年8月に電通、サイバー・コミュニケーションズ、アサツーディ・ケイと合同で立ち上げた「CGMマーケティング」が50万ドル、投資子会社の「DGインキュベーション」(ともに富ヶ谷2)が200万ドルを出資。これによりDGグループは、Etologyを除く出資者のうち筆頭株主になった。
提携後は、CGMマーケティングが主体となりEtologyの技術を日本向けにローカライズしたサービスを来春にも始めるほか、日米をはじめ上海にも拠点を置き、低コストのシステム開発・運用体制を整える。