白根記念渋谷区郷土博物館・文学館(渋谷区東4、TEL 03-3486-2791)では9月15日より、明治時代からの渋谷駅周辺地域の変遷を写真で追う企画展「渋谷駅とその周辺写真展」を開催している。
展示されているのは、宮益坂を中心に渋谷駅東口付近の風景を捉えた、同館所蔵の記録写真22点。写真の中には、暗渠(あんきょ)化され下水路となる前の「宮益橋」周辺の渋谷川や、空き地が目立つ宮益坂、路面電車が走る明治通りなど、今は無き風景を写したものも多い。
同展は、「渋谷のむかし写真展シリーズ」として開催されてきた写真展の第3弾となるもの。第1弾・第2弾では、広尾、恵比寿エリアに焦点を当て、各地域の記録写真を紹介してきた。入館料は一般=100円ほか。10月9日まで。(写真=昭和28年に撮影された「宮益坂」周辺の様子)