PR企画・アパレル小売りなどを手掛けるアローズ(渋谷区神宮前6)は9月14日、「ワイルド・セクシー」系のメンズファッションを集積した携帯向けショッピングサイト「シブハラドット」をオープンする。
2000年設立の同社は広報企画業務と平行し翌年、カジュアル衣料の小売事業を開始。直営1号店「QCT.(原宿クォーターセント)」(神宮前6)の開業2年目となる2003年にモバイル通販サイトを立ち上げ、昨年はメンズセレクトショップ「グリムゲート」を、原宿、福岡に相次いでオープンした。
既存サイト「クォーターセントドットコム」をリニューアルし新たに立ち上げる「シブハラドット」は、ターゲットを意識し黒を基調にしたデザインが特徴。自社ブランド「グリムゲート」「QCTフラッシュ」をはじめ、渋谷駅前の商業施設「109-2」のメンズフロアにも出店する「グラッドニュース」「メイヘム」などの人気ブランド、新興ブランドを含む約60のブランドを誘致。約2,000点の商品構成でスタートし、年内までに取扱品目を6,000点まで引き上げる。
価格帯は5千円台~3万5千円台。月3回の更新で鮮度の高い商品構成とするほか、会員向け限定商品も企画。同社のノウハウを生かし、12月には映像コンテンツで販促を図る専用の動画配信サイトも開設する予定。各ブランドの相互リンクで10代後半~20代の若者男性を取り込み、月間1,200万ページビューを目指す。サイトは同14日にEZweb、19日にiモードで、それぞれサービスを開始する。