ラップネットシップ(渋谷区神宮前1、TEL 03-5411-3330)では9月12日より、「モダンペッツ」などで知られるデザインチーム「play set products(プレイセットプロダクツ)」の展覧会が開催される。
同チームの代表を務める中村シロウさんは、アメリカに出向いた際、1960年代に流行した日本製のぬいぐるみ「pets」シリーズと出会いコレクションを開始。綿の代わりに「おがくず」を詰め「dream pets」などの名称で親しまれた同シリーズに魅せられ、コレクションの数が500体を越えた頃、自身が企画・デザインする「モダンペッツ」を発案、幼少時代の友人2人とともに「play set products」を立ち上げた。
事務所設立と同年の2002年に発表されたモダンペッツは、「cool cat」(猫)、「shopping rabbit」(うさぎ)、「rainy mouse」(ねずみ)などのキャラクターを次々と世に送り出し、全100体のシリーズを完結。同様にヴィンテージ風の質感を残した「ディズニー」シリーズをはじめ、チョロQなどのライセンス商品も発売されている。
同展では、大型のデザイン画約10点をはじめ、会場内いっぱいにぬいぐるみを展示。とんがり帽子をかぶったアシカのキャラクター「マリレオ」や、「コケピ」(主人公)、「コケミ」(母)などの一家で知られるこけしシリーズ「コケピ」などの商品も一堂に並べられる。モダンペッツは、「ハロキティ」などのサンリオ・シリーズも。展示作品はすべて購入できる。入場無料。9月26日まで。©play set productions