渋谷109前イベントスペースで9月8日18時過ぎ、さいたまスーパーアリーナで2日後に開催が迫った「PRIDE無差別級グランプリ2006決勝戦」の公開会見が行われた。
PRIDEのリングアナウンスを務めるケイ・グラントさんやレニー・ハートさんらが、ステージを見守るファンらの名前を大声でコールして沸かせた後、準決勝に出場するミルコ・クロコップ、ヴァンダレイ・シウバ、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ジョシュ・バーネットの4選手がステージに登場、最後に高田延彦・PRIDE統括本部長が壇上に上がると、即席会見場の興奮が最高潮に達した。
しかし、騒ぎが大きくなり渋谷警察署からの要請で、選手らは一言も話す間もなく会見は終了。決戦に向けた意気込みなどを期待したファンは「止めないで」などと口々に絶叫していたが、選手たちは全員でファイティングポーズを取ると早々に引き上げていった。(写真=左からアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップ、ジョシュ・バーネット)