日本産業の「製造工程」を追う長期企画展-青山TEPIA

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 機械産業記念館「TEPIA」(港区北青山2、TEL 03-5474-6128)では9月18日より、TEPIA第19回展示「ちえものづくり展~社会を豊かにする最先端技術~」を開催する。

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 「神宮外苑球場」隣に位置するTEPIAは1976年、機械・情報産業の技術の紹介を目的に設立された記念博物館。1989年からは毎年ひとつのテーマで常設展を開催している。前回(2005年)は「最先端技術展~日本の未来をひらく~」と題し、一人乗りヘリコプターや家庭用ロボットなどが展示された。

 今回の展示では制作過程の「知恵」にスポットを当て、製品ができるまでのプロセスを実物やパネルなどで紹介する。展示ゾーンは全5区画。Aゾーン「プロローグ」では日本の自動車産業をフィーチャーし、エンジン制御や安全装置などの実物を展示しながら先端技術を解説するほか、Bゾーンでは生活の中にある技術をテーマに時計やエアコン、枕など「明日の生活を豊かにする」製品を展示。最も広い展示スペースを割く「生産工程」を追うコーナー(Cゾーン)には携帯電話の分解パーツを置き、「ものづくり」の流れや生産方式の移り変わりなどを図解で紹介。続く区画(Dゾーン)では国内外で活躍する中小企業のユニーク商品を並べるほか、Eゾーンでは「エピローグ」と題し開発者や技術者のメッセージを映像集で伝える。

 会場では約10カ月の展示期間を3期間に分け、第2期では「身近に探る」、第3期では「未来を創る」を副題に展示や演出に変化を付けるという(第1期は「身近に探る」)。入場無料。2007年7月20日まで。

TEPIA

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