Bunkamuraザ・ミュージアム(渋谷区道玄坂2、TEL 03-3477-9252)では9月2日より、リール近代美術館所蔵「ピカソとモディリアーニの時代」展を開催する。
リール近代美術館は1983年11月、北フランスのヴィルヌーヴ・ダスク市内の屋外彫刻園内に開館。館内には、パブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックなどの作家で知られる前衛美術「キュビスム」のコレクターとしても名高いロジェ・デュティユールの収集作品を受け継いだ甥夫妻によるコレクションが所蔵されている。
同展では、同館所蔵の作品の中から約100点を展示。フランス国内の公立美術館でもっとも多くの作品数を誇るといわれるアメデオ・モディリアーニの12作品をはじめ、鋭角的なフォルムを持つ独特の画風で知られるビュッフェ、ワシリー・カンディンスキー、フェルナン・レジェなど世界的に評価されるコレクションの一部を公開する。入館料(当日)は、一般=1,300円、大学生・高校生=900円ほか。10月22日まで。