ロゴスギャラリー(渋谷パルコ・パート1、TEL 03-3496-1287)では9月1日より、フィギュア作家、デハラユキノリさんの個展「ヅラ展 ~デハラノリユキのおやじフィギュア達~」が開催される。
1998年よりフィギュアイラストレーターとして活動を開始したデハラさんは、「リストラ最前線」で戦う中年サラリーマン「ヤマモトサトシ」や高知のカツオ漁師「元吉さん」などストーリー性のある親しみやすいキャラクターを紙粘土で表現する若手クリエーター。作品は大手メーカーの広告や雑誌カバーにも起用されるなど話題を集めているほか、2004年にはイラストレーターの金子ナンペイさんと「東京メンズペインター協会」(略称=メンペ)を設立し、ユニットとしても活躍している。
今回、デハラさんは自身初の試みとしてモト冬樹さん主演の映画「ヅラ刑事」の宣伝美術を担当。同展では、同作の出演キャラクターをもとにしたフィギュアやイラストなど映画の宣伝に使われたアートワークをはじめ、「ヅラ」をテーマにした「オジサン」フィギュアを展示する。9月9日には、武器を持ったトマトやミニキャベツのオリジナルキャラクターを収めた作品集「お野菜戦争」のサイン会も開催。入場無料。9月12日まで。
「ヅラ刑事」は、9月16日よりシネクイント(渋谷パルコ・パート3、TEL 3477-5905)で単館レイトショー公開。©デハラユキノリ