デザインタイド実行委員会は8月21日、今秋、青山・国連大学ビル（UNハウス、渋谷区神宮前5）をメーン会場に開催を予定しているデザイン見本市「DesignTide in Tokyo 2006」の概要を明らかにした。

　同見本市は、横川正紀ジョージズファニチュア代表や黒崎輝男流石集団代表など、インテリア・デザイン業界などの関係者が中心となり昨年、1回目を開催した複合デザインイベント。前回は国内外のデザイナー130組が参加し、青山・渋谷・原宿などの各所に特設された会場で独自のアートワークを披露した。参加デザイナーは、インテリアデザイナー・建築家のトム・ディクソンさん、アートディレクターの野田凪さん、非営利アートプロジェクト、リタイアド・ウェポンスなど。

　今年の開催期間は11月1日～5日の5日間。複合企画展「Tide Exhibition」には国内外から40～50組のデザイナーが参加し各々の作品を発表するほか、チャリティーオークション企画では著名デザイナー8組（予定）が制作した1点物の作品を出品。今回は新たに、廃棄物削減の意識普及を目的にシンボルロゴや映像、「資源バコ」などを提案するデザインプロジェクト「treasured trash＝タカラモノニナッタゴミ」なども始動させる。

　期間中はデザインマーケットやトークセッションなどの各種イベントも行われるほか、表参道ヒルズ（渋谷区神宮前4）やインテリアショップ「TIME & STYLEエグジステンス」（港区南青山4）など青山エリア各所でも関連展示が行われる。（写真＝昨年「BEST DESIGN TOKYO2005」を受賞した小町渉さんの作品）

DesignTide