マカフィー(渋谷区道玄坂1)は8月22日、ウィルコム(港区)の端末「W-ZERO3[es]」の新機種「WS007SH」向けに、モバイル専用セキュリティー対策ソフト「マカフィー・ウイルススキャン・モバイル」の提供を開始する。
マカフィーでは、2005年10月より携帯端末用の後付けセキュリティーソフトの提供を開始。現在は各国で100以上の機種で各端末用にカスタマイズされた自社セキュリティー製品を販売している。日本では2004年11月より、NTTドコモ「FOMA」シリーズ向けにセキュリティー面での技術提供を行っているほか、2006年6月よりウィルコムとの協業を開始。セキュリティーソフトの提供は「W-ZERO3」端末の「WS003SH」「WS004SH」に次ぎ3機種目となる。
製品はウィルコムの公式ポータルサイトよりソフトをダウンロードし、ウィルスメールやネットワークを通じた攻撃などが自動的に阻止されるもの。月額使用料は315円。同社ではモバイル向けのユーザー数について「非公開」としているが、広報担当者は「利用者の需要は高いと考えている」とコメントしている。