ロゴスギャラリー（渋谷パルコ・パート1、TEL 03-3496-1287）では8月18日より、海洋写真家の高砂淳二さんによる写真展「True Colors」が開催される。

　1962年、宮城県出身の高砂さんは大学在学中にオーストラリアを訪れダイビングと写真を始める。卒業後ダイビング雑誌の専属カメラマンを経て1989年に独立、その後も海や自然の写真を中心に数々の作品集を発表し各地で個展も開催している。1994年には、フランスのフリーダイバーで故ジャック・マイヨールとの親交から写真展「ジャック・マイヨールの世界」（ロゴスギャラリーほか）を開催。

　同展では、自然の持つさまざまな「色彩」をテーマに海中や植物、空などを被写体にした、新作・未発表作を含む約50点を展示。高砂さんは展示について「自然は、普段の生活の中で私たちが触れている何倍もの色に溢れています。（中略）時に見えなくなってしまっている鮮やかな地球の『色』に、この展覧会で改めて気がつくはずです」（同ギャラリーホームページより）とコメントしている。

　会場では展示に併せ、作品のオリジナルプリント（同展限定、10,000円～12,000円＝予価）をはじめ、作品集やポストカードなども販売される。入場無料。8月30日まで。©Junji Takasago

高砂淳二写真展「True Colors」（ロゴスギャラリー）