アスタラビスタ(渋谷区神宮前4)は8月25日より、同社が運営するDVD自動レンタル機「アスタラビスタ」を東京メトロ10駅の構内に設置、今後同機器の展開を本格始動させる。
2006年1月設立の同社は、米国のDVDレンタル機メーカーと日本での独占契約を結び、国内アートディレクターを起用するなど日本市場向けにカスタマイズした自社DVDレンタル機「アスタラビスタ」を発表。今回の導入が市場初参入となる。東京メトロの設置駅は、表参道、大手町、新宿、六本木、麻布十番ほか。
レンタル機は、「借りる」「返す」などの由来から矢印を用いたロゴと、シルバーを基調にしたデザインが特徴で、サイズは幅70センチ、奥行き65センチ、高さ190センチ。正面には17インチの液晶タッチパネルが付き、ユーザーは画面上で会員登録(無料、公式ホームページからも事前登録可能)を済ませると、好みのDVDタイトルを選びモニター下のDVDスロットからレンタル・返却ができるもの。返却はほかのエリアのレンタル機でも可能。
機械には国内外の最新映画や人気作品を中心に常時20作品が揃い、サービス開始時には、「THE 有頂天ホテル」「男たちの大和/YAMATO」「ホテル・ルワンダ」「クラッシュ」などがラインナップされるという。料金はレンタル開始時から24時間毎に350円で、支払い方法はクレジットカードのみ。
同社では、今年10月中旬までに約60台、12月中旬までに約150台を鉄道各社の駅構内に設置し、1年後にはコンビニエンスストアや飲食店チェーン、オフィスビルなど全国の集客施設で約3,000台の導入を目指す。(写真=DVDレンタル機「アスタラビスタ」イメージ)