中央酪農会議(千代田区)は7月より、牛乳の市場活性化キャンペーン「牛乳に相談だ。」の一環として、原宿・竹下通り全体でフラッグを使ったメディアジャックを展開している。
今年で2回目を迎える「牛乳に相談だ。」キャンペーンは、中高生を対象に骨の強化や肌荒れ防止、便秘改善など牛乳の効能をアピールし牛乳の消費拡大を目指すもの。今回は、原宿竹下通り商店会の協力を得て竹下通りにある横断幕3カ所とフラッグ11カ所の裏表を使い合わせて28のメッセージを掲出している。
原宿駅側竹下口正面に掲げられたのは「イライラした人にからまれたら、牛乳を飲ませてみよう」。途中、「カツアゲ?カロリーが高そうなのでやめて下さい」「万引きするな。特に牛乳は。」など犯罪防止と牛乳の効能を同時に呼び掛けるメッセージが続き、中には「カリスマベンピスト」「考え方によりますが、牛乳ってエロかわいい。」など、若者らしい言葉を取り入れたキャッチコピーも。反対側の明治通りに面した横断幕には「暴力じゃなくて、牛乳で解決しよう」と書かれている。
メディアジャックではほかに、駅正面に位置する映像ビジョンで同キャンペーンのCFを1時間に8本オンエア。竹下通りにあるロッテリア3店舗でも、ロッテシェーキの購入客にキャンペーンステッカーを進呈するコラボキャンペーンを行う。