ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1、TEL 03-3475-0411)はエントランスの特設スペースで、日本人アーティスト8組がデザインした浴衣を期間限定で販売している。
和のテイストや季節感を取り入れた商品を展開するアッシュ・ペー・フランス(台東区)のセレクトショップ「水木地火木土天冥海」(同館3階)の依頼で制作された浴衣は、いずれも1点ものの特注品で、アーティストによる絵柄のモチーフは水墨画や切り絵など種類もさまざま。中でも、美術作家の深堀隆介さんが手掛けた金魚柄の浴衣はシンプルなデザインと清涼感が受け男性・女性客ともに人気が高いという。また、ボディーペイントや空間演出なども手掛ける手描き染めパフォーマーの神田サオリさんも染め上がりの違いで風合いが異なる浴衣を披露している。そのほかの参加アーティストは、繁田直美さん(美術家)、高橋信雅さん(アーティスト、イラストレーター)、藍さん(和創)など。
価格帯は浴衣=42,000円~、帯=18,900円~で、サイズはメンズ=M・L、レディス=S・Mの各2サイズ展開。店内では浴衣に合わせる履物やアクセサリーなども取り揃えている。7月17日まで。また、7月8日には神田さんによるライブパフォーマンス・イベントも開催予定。
同館広報担当者によると、「季節物の商品は特に動きが早い。店には男性客やカップル客の姿も目立つ」と話している。ラフォーレ原宿では、同26日より別企画の限定浴衣店の出店も予定している。