初台スタイル研究会（事務局＝東京商工会議所渋谷支部内 TEL 03-3406-8141）は7月1日、初台区民会館（渋谷区初台1）で参加者約70名を集めオープンミーティング「愛するまち。暮らすまち、初台の未来を描く」を開催した。

　同研究会は、初台周辺の地域特性を生かした街のあり方を研究し地域振興の可能性を探るプロジェクトチームの集合体で、地域住民や地元商店街、地元企業、小中学校など、地域を構成する様々なコミュニティー（キーパーソン）で構成されるのが特徴。

　当日は、開催に先立って行われたアンケート調査の結果が発表された。初台のイメージに合うキーワードとして選ばれたのは「閑静」（1位）、「緑」「新宿」（以上2位）、「都心」「のんびり」「便利」（以上4位）だったという。また、「コミュニティーと防犯・防災、子供・高齢者と福祉」（パネリスト＝青山環境デザイン研究所代表取締役所長、渡辺光子氏ら4氏）と「コミュニティーと企業の協働ビジョン」（パネリスト＝山村貴敬研究室主宰、山村貴敬氏ら3氏）をテーマにパネルディスカッションが開かれ、その様子を参加者が熱心に見守っていた。

　同研究会ではオープンミーティングを、初台地域の活力を向上させるキックオフ大会と位置付け、今後は具体的な活動を始動させるという。

東京商工会議所渋谷支部