サイバーエージェント(道玄坂1)は6月21日、ドロップシッピング事業へ本格参入するため100%子会社のストアファクトリー(道玄坂1)を7月3日に設立し、10月1日に「ミセつく」(=サービス名称)を開始すると発表した。
新会社の資本金は4,800万円で、代表取締役社長にはサイバーエージェント、アメーバ事業本部本部長の渡辺健太郎氏が就任する。
ドロップシッピングは、アメリカで数年前から広がりを見せているインターネットショッピングの新しい運営形態で、発送や決済などを卸業者や運営会社が行うため、在庫を持たずに商品を販売できるのが特徴。個人でも、ブログなどにドロップシッピングを導入することで、商品販売実績に応じた収益を得ることができる。
新子会社のストアファクトリーでは、販売商品選択や販売価格・商品説明の入力後、ブログなどのサイトに簡単に掲載することができる仕組みを提供し、ジュエリーや健康食品、アパレル雑貨などサービス開始時に約1万点の商品取り扱いを予定。同社が運営する「Amebaブログ(アメブロ)」の開設者120万人を含む個人やインターネット事業者へサービスを提供する。