渋谷区は6月17日、元日本代表で東京ヴェルディ1969のコーチ、柱谷哲二さんらを招いて宮下公園フットサル場のオープニングセレモニーを行った。渋谷区の桑原敏武区長は、「子供たちに限らず、様々な年齢層の方がフットサルを親しめる場所になれば」と挨拶。
セレモニーには、地元小学生サッカーチームや近隣に住む父兄など約100名が参加し、セレモニーの後には、柱谷さんと約20人のヴェルディ選手が参加して約30人の子供にサッカー教室を実施。リフティングなどのテクニックをレクチャーしたほか、選手によるフットサルゲームが披露されると子供たちは熱心に選手の動きに見入っていた。
参加した主婦は、「あの宮下公園に(フットサルコート)ができるということで全く期待していなかったが、想像以上に素晴らしいものになってびっくり。ぜひ自分の子供もここで遊ばせたい」と話していた。また、渋谷区サッカー協会代表理事の宗宮さんは、「今まで以上に近い場所にフットサル専門の運動場ができてうれしい。協会としても大会などを企画して協力していければ」と話していた。
2面を備えるフットサル場は、渋谷区在住、在勤、在学をしている人で構成された10人以上の団体が利用できる。渋谷区のスポーツ施設電話・インターネット予約システム「渋谷区スポーツネット」での利用予約が必要。