フレンドステージ(本社=埼玉県)は7月7日、桜丘町にデザイン・設計に注力したビジネスホテル「渋谷グランベルホテル」(TEL 03-5457-2681)を開業する。
ホテルは全55室、延床面積=1689.48平米で、1階・2階にはレストランが出店する。客室は、目黒のデザイナーズホテル「CLASKA(クラスカ)」のリノベーションを手掛けた都市デザインシステム(道玄坂1)の設計で、大手ベッドメーカー、シモンズ社のベッドを全室に完備し、部屋ごとに異なる色の扉やカーテンなどを採用しているのが特徴。全室に無料で使えるインターネット機能として高速LANを装備するほか、ルームサービスも24時間態勢で行う。ターゲットは「ライフスタイルにこだわりのある」25歳~35歳の働く男女。
料金(1泊)は、メゾネット2部屋を含むスイート(4部屋、約31~61平米)=45,000円~65,000円、ツイン(6部屋、約30平米)=28,000円、ダブル(12 部屋、約24平米)=26,000円、シングル(33部屋、約12平米)=13,000円。
これを機に同社はホテル産業に本格進出し、すでにオープンが決まっている赤坂見附(今年12月にオープン予定)、新宿を含め今後「グランベルホテル」業態を多拠点化させる考え。また来秋までに「渋谷グランベルホテル」を増築し、客室数を2倍の約100室へと増やす予定。渋谷に初の拠点を設けることについて同社は、「『新しいスタイル』を提案したいと考え、流行発信地であり感度の高い人が多い渋谷を選んだ」としている。(写真=メゾネットタイプのスイートルーム)