サイバーエージェント（道玄坂1、以下CA）は6月7日より、Jリーグのサッカークラブ「東京ヴェルディ1969」（以下ヴェルディ）のホームゲームで、少年サッカーチームなど渋谷区内の団体を対象にした観戦シート「Amebaシート」を開設する。

　今年3月、ヴェルディを運営する日本テレビフットボールクラブ（稲城市）と資本提携を行った同社は以前より、チーム・ユニフォームのメーンスポンサーになっているほか、同チームの公式サイトでブログや独自コンテンツを運営している。一方ヴェルディは、渋谷区が取り組んでいる地域活性化運動「シブヤミライプロジェクト」でサッカー教室を開くなどの経緯もあり、今回の特別シートの開設に至ったという。

　同7日には、第1弾として少年サッカーチームの猿楽FCの100人を無料招待するほか、今後もCAが持っている既存のシートを使い、同社が区内の団体に直接働き掛ける形で、全ホーム試合で招待を行う。シートには、CAのブログメディア・サービス「Ameba」の認知拡大を狙い、同サービスの名称を付けた。

　当面はサッカーチームなどが対象で、「今後はNPOなど今までサッカーに興味がなかった人たちも積極的に招待していきたい」（同社）という。

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