ミクリ・ジャポン(南青山3)は6月5日より、「alain mikli boutique(アランミクリブティック)南青山店」(南青山5、TEL 03-5485-1921)をリニューアルのため一時閉店する。
同店がオープンしたのは1995年7月。閉店は7月13日までで、リニューアルオープンは同中旬を予定している。6月12日~7月13日の閉店期間中、同店と同じ通りに面した「Gallery 5610」(TEL 03-3407-3311)でアフターケア、メンテナンスなどのサービスを受け付けるほか、ギャラリーでは、パリでの開催をはじめ今年4月に青山・スパイラルでも巡回展が行われた「手で見る写真展 TOUCH AND SEE」を併設展示する。
同展は、「全盲の人でも写真を体験できるように」との思いをきっかけに、デザイナーのアラン・ミクリさんと航空写真家のヤン・アルテュス=ベルトランさんが、眼鏡フレームの製造作業に用いるセルロースアセテートを使い制作した作品を展示するもの。
フランス・リヨン出身のミクリさんは、1976年に初めてデザインした20色のフレームがパリの眼鏡店で話題となり、その後も仏高級ブランド「ジャン・ポール・ゴルチエ」をはじめ映画でのアイウェアデザインも手掛けるなど、カラフルでユニークな眼鏡フレームを発表し続け人気を集めている。日本では、南青山店のほかに、丸の内、日本橋、名古屋に直営ブティックがある。(写真=改装前の南青山店)
alain mikli