スパたこ（大阪市）は5月30日、渋谷・道玄坂上にイタリアン風のたこ焼きを提供するオイスターバー「スパたこ」（道玄坂1、TEL 03-3462-6710）をオープンした。場所は、「道玄坂上交番前」交差点近くのファミリーマート隣。大阪の北新地本店（2004年4月オープン）、阪急東通り店（2005年12月オープン）に次ぎ、東京初進出となる3号店で、昼はたこ焼きのテークアウト、夜は生ガキも扱うスタンディングバーになる。店舗面積は約5坪で、収容人数は約10人。アサリのだしを使ったたねにモッツァレラチーズ、タコを入れてオリーブオイルで焼き上げ、仕上げにバジルを振りかけるオリジナルのたこ焼き「スパたこ」は、プレーンタイプの「辛口」「甘口」に「ガーリック」「ネギマヨ」「アラビアータ」を加えた全5種類で、価格は、テークアウト＝すべて400円（8個）、600円（12個）、店内＝4個盛りで300円～400円。「スパたこ」は、「スパイシーたこ焼き」の略称だという。また店内には、アパレル会社出身で一年のうち90日間を海外で過ごしていたという同社社長の青木さんが中心となってセレクトしたワイン約200種類（グラス＝430円～、ボトル＝2,500円～）を常備するほか、夜の営業では、生ガキ（1個、450円～）をはじめ、生ハムやイベリコ豚のチョリソー（各480円）、ペペロンチーノ（680円～）なども提供する。青木さんは今回の出店場所について、「この辺りは渋谷の中でも『大人の街』として面白いと思った」とし、さらに「ワインに合うものというコンセプトで考えたのが『スパたこ』。好きなワインに合わせてピザのような感覚で食べてもらえたら」と話している。ターゲットは30代前後の男女が中心。今後は、すでに出店が決まっている六本木をはじめ、恵比寿・中目黒エリアや新橋など年内に5店舗を出店し、来年中に30店舗、再来年までに計100店舗の出店を計画しているという。営業時間は、昼（テークアウトのみ）＝14時～18時、夜（テークアウト＆バー）＝18時～翌2時。