コクミン（本社＝大阪市）は5月11日、SHIBUYA109向かいのドラッグストア「コクミンドラッグ渋谷店」（道玄坂2）を閉店した。閉店は賃借物件の契約満了に伴うもので、現在建物は取り壊し作業が進められている。（写真）同社によると、「今後同じ場所での出店予定はない」という。同店は1994年2月に開業した。渋谷駅ハチ公口からSHIBUYA109にかけては、駅前スクランブル交差点の角に位置する1962年（昭和37年）開業の老舗「三千里薬局」をはじめ、1995年には「渋谷駅前ビル」に大手チェーンの「サンドラッグ」が、1999年にはSHIBUYA109向かい（文化村通り側）に「マツモトキヨシ」の渋谷1号店がオープンするなど、大手ドラッグストアの出店が相次ぎ激戦区となっている。コクミンは渋谷マークシティ内の別業態店「フレンチ」を含め、現在全国に200店舗以上のドラッグストアを展開している。
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