ミクシィ(道玄坂1)は5月22日、同社運営のソーシャルネットワーキングサービス「mixi」上で利用者間の音楽情報共有サービス「mixiミュージック」を開始した。無料の専用ソフトウェア「mixi station」をインストールした後、iTunesとWindows Media Playerで再生された楽曲の情報を個人プロフィール内専用ページ上に自動で書き込む。アップロードされた楽曲・アーティスト情報に利用者独自のコメントを追加したり、同じ音楽嗜好を持つ他の利用者を検索できるほか、Amazon.co.jpやiTunes Music Storeを通して楽曲を購入する事もできるという。現在はmixi有料会員のみが対象だが、6月中には全会員に公開する予定で、今後3カ月で「mixi station」の20万ダウンロードを目標とする。導入の背景には、音楽に関する機能追加の要望や、利用者の音楽に対する関心の高さがあり、今後、mixi上での新譜先行試聴やシークレットライブなども予定しているという。なおミクシィでは、「音楽サービスの追加によりサーバーが重たくなる(ページの読込みが遅くなる)ようなことは無い」としている。mixiの会員数は2006年5月時点で400万人を突破、SNSとしては国内最大。
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