クレアヴィレ(大阪府箕面市)は5月11日、渋谷パルコ・パート1の4階にブラジル水着などのインポート商品を中心に扱う期間限定の水着専門店「ラウレア」(TEL 03-3477-8886)をオープンした。帽子、バッグなどアパレル全般の製造・小売りを手掛ける同社は、2000年に初の水着専門店を三ノ宮市内の百貨店にオープン、その後もファッションビルを中心にシーズン限定の水着店を展開してきた。今シーズンはすでに名古屋、心斎橋、熊本、博多などに6店舗を展開しているほか、今後も夏にかけて3店舗の出店予定があるという。渋谷パルコへの出店は今回が初で、約15坪の店内には他店舗に比べインポート商品を多く取り揃えているのが特徴。インポート水着は、サイズやカッティング、プリント・カラーバリエーションの多さなどで若者を中心に話題を集めている「ブラジル水着」をはじめ、オーストラリアやアメリカ、フランス製のものが中心で、国産では同社のオリジナル商品をメーンに取り扱う。中心価格帯は、インポート=1万3千円台~1万4千円台、オリジナル=1万2千円台~1万3千円台。また、アクセサリーやサンダル、Tシャツなどの関連商品や「ビーチで聞くための」CDなどを合わせて展開することでトータルでのビーチファッションを提案、今後は全店を通して「セレクトショップのような」店作りを強化していくという。同社取締役の松田さんはインポート水着の需要について、「水着を含めファッション全体を通して『ローライズ』が定着化し、肌の露出や小さいサイズに対する抵抗がなくなってきたことが追い風になっている」とした上で、「インポート水着には全く違う世界観がある。ラウレアは、国内メーカーの水着では飽き足らない『水着好き』のための店」と話している。開店後の売れ行きは「予想を上回るペース」(松田さん)だという。8月20日まで(予定)。営業時間は10時~21時。
渋谷パルコ