原宿のアートスペース、ラップネットシップ(神宮前1、TEL 03-5411-3330)では5月9日より、イラストレーターの奥原しん子さんとスタイリスト、飯嶋久美子さんが手掛けるアパレルブランド「CHEESE monger」の新作展示会を行う。同ブランドは、広告、雑誌、書籍などのイラストをはじめ、国内外で作品を発表している人気イラストレーターの奥原さんと、雑誌「装苑」「ヴォーグ台湾」などでスタイリングを手掛ける飯嶋さんのコラボブランドとして、2002年8月に初の展示会を旧ラップネットシップで開催。「DANCE」「都市とアフリカ」「FLY」などシーズン毎にテーマを設け、奥原さんのイラストと飯嶋さんのデザインを融合した商品を発表し続けているほか、細いラインで描かれた「顔」のイラストをプリントしたコットン製ショッピングバッグなどの定番商品も取り扱っている。展示会は、ラフォーレ原宿で開催中の「部屋型」企画展「Stylist Meets」(4月26日~5月10日)と連動して行われるもので、プレゼンテーション的な要素が強い同展に対し、ラップネットシップでは「期間限定のショップ」として、ダウンジャケット、ワンピース、カットソーなど「パレード」をテーマにした秋冬シーズンの新作をはじめ(新作は受注販売のみ)、今シーズン(春夏)の商品もフルラインで販売する。価格は、デザインTシャツ=15,000円ほか。定番の「顔」シリーズバッグは、3,675円で販売されるほか、イラスト部分を金色にプリントした新作バッグ(3,675円)も先行発売されるという。会場には奥原さんが描き下ろしたイラストも展示。入場無料。5月21日まで。(写真=新作の商品に使われているリボンのイラストより)
CHEESE monger