4月29日、恵比寿にチョコレートブラウニー専門店「cote cour(コート・クール)」(東3、TEL 03-5464-3535)がオープンした。場所は恵比寿プライムスクエア向かいの駒沢通り沿い。1号店となる同店は、スティック状のブラウニーをメーンに扱うチョコレート菓子専門店で、店舗プロデュースは女性オーナーの楠山愛さんが手掛けた。店舗面積は約9坪で、食器類を含め店内で使われる金属類はすべて色をゴールドで統一、制服は着物のデザインをアレンジしたものを採用するなど、「オリエンタル」をテーマにしているのが特徴。フランス産の小麦粉、奥大山(鳥取)の水に加え、日本では取り扱いが少ないというスペイン産チョコヴィック社のものをはじめとした7種類のクーベルチュールを商品毎にブレンドして作られるブラウニーは、プレーン、アーモンド、フランボワーズ、オレンジ、ジンジャー(生姜)の5種類。ブラウニーは乾燥を防ぐため、購入時に1枚の板からその場でカットして提供される。価格は315円~420円で、インターネットでも販売している。そのほか、ボンボンショコラ(315円~)や板チョコ状の各種ソリッド(840円)も取り扱う。また、店内奥に設けたカウンター(5席)では、1種類のブラウニーに「いちじく」「マンゴー」「ブルーベリー」など手作りのコンフィチュール各種と生クリームを合わせた「ブラウニーセット」(630円)をはじめ、チョコヴィック社のクーベルチュールを使ったチョコレートドリンク「ショコラショ」を2種類のブラウニーとセットにしたもの(1,260円)なども提供。アルコール類は、コニャックやモルト酒、泡盛などを揃え、バーとしての利用も見込む。店長の斎藤さんは「知る人ぞ知る『隠れ家』的な店になれば。今後は2号店の出店やデパ地下などへの進出も視野に入れている」と話している。営業時間は11時~20時。
cote cour