エキサイト（恵比寿4）とNTTレゾナント（千代田区）の合弁会社クロスリスティング（道玄坂1）は5月2日、同社が提供するリスティング広告（検索連動型広告）サービスについて、ニフティ（品川区）とパートナーシップ契約を結んだことを明らかにした。同社は今年1月、国内ではグーグルアドワーズ、オーバーチュアの2社が業界大手とされる検索連動型広告サービス業に参入、3月には携帯向けサービスにも進出したほか、現在までに「エキサイト」「goo」をはじめ、「OCN」「ODN」「So-net」など計15社にサービスを提供している。自社サービス「レモーラリスティング」は、検索順位の変動に関わらず固定料金でローテーション広告を表示するクリック課金型で、表示されるタイトルや紹介文は各分野専門のライターが無料で執筆するほか、サービス提供の際、ディレクトリ検索連動型エンジン「モンキーポッド」とディレクトリサイト登録審査サービス「クロスレコメンド」の両サービスを併せて提供するのが特徴。ニフティのインターネットサービス「＠nifty（アット・ニフティ）」での広告配信は5月1日から開始されており、ディレクトリ型検索エンジン提供も5月中旬の開始を予定している。今回の契約を機に「今後は文章の書き直しや構造改革などでディレクトリの質を高めていきたい」（マネージング・ディレクターの藤野さん）という。
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