表参道ヒルズ本館(神宮前4)地下3階の多目的スペース「O(オー)」では4月29日より、「パリ、テキサス」などのロードムービー作品で知られるドイツ人映画監督、ヴィム・ヴェンダースさんと、妻で写真家のドナータ・ヴェンダースさんによる写真展「尾道への旅」が開催される。同展は、2005年に夫妻が日本を訪れた際、ヴィムさんにとって「最愛の映画」だという故小津安二郎監督の代表作「東京物語」の冒頭・結末シーンに登場する尾道を舞台に、夫妻が撮り下ろしたそれぞれの作品を計約50点にわたり展示する。作品の中には幅約4メートルの大判も含まれるという。作品についてヴィムさんは「同じ旅をしていたはずなのに、そこには全く違う2つの『体験』が並んでいた」(公式サイトより)とコメントしている。なお、会場では同展オリジナルのカタログ、ポスター、はがきも販売。入場料は一般=1,000円ほか。5月7日まで。Wim Wenders, 2005 ©Wim Wenders
ヴィム&ドナータ ヴェンダース写真展「尾道への旅」