サンスター(大阪府)は4月22、23日の2日間、渋谷ヨシモト∞ホール(宇田川町)前で、一般参加型のHIV啓発活動を行う。当日は、吉本興業所属の若手芸人らも呼びかけに参加し、賛同者には、高さ2メートルの白いリボン型オブジェに、サンスターが用意する約3千個の赤いリボンを付けてもらうもの。企画は、エイズやドラッグなどの社会問題をテーマにした映画「Rent」(今月29日から公開)に合わせたもので、「日本でも、特に若年層での感染拡大が危惧されていることから、若者が多く集まる渋谷で、最近オープンした同ホールに協力を呼びかけた」と、広報の鈴木さんは話している。また、募金活動も行い、協力者に歯ブラシセットをプレゼントし、集まった支援金をNGOに寄付する。実施時間は13時から20時まで。同社では以前より、広報室が中心となり「健康と生活の安全を考える企画」の一環としてHIV啓発活動を展開しており、HIV感染者は口内免疫も低下することから、これに対するケア用品の開発も研究課題の一つとして挙げられているという。同様のレッドリボン企画は、同29日にBunkamuraル・シネマ(道玄坂2)でも実施予定。