J-WAVE(六本木6)は4月15日より、東急田園都市線・渋谷駅の地下道を「アートスペース」に見立て、地球縦断プロジェクトなどに参加する冒険家、石川直樹さんによる写真展「POLE TO POLE ~惑星の神話へ~」を開催する。同企画は、J-WAVEが春の恒例キャンペーンとしてライブイベントやフリーマーケット、Tシャツ企画などを展開する「THINK! TOMORROW」の一環として行われるもの。同社は昨年12月、ジョン・レノンの没後25周年記念キャンペーンで東急電鉄とコラボし、沿線15駅で計60枚のポスターを掲出した経緯がある。同展では、地下1階コンコースを使い約15メートルに渡って、石川さんが地球縦断旅行の際に撮影した7大陸の風景写真を、パノラマ風に繋ぎ合わせて作った横長の作品を掲出する。作品は、旅の軌道に沿って、両端が南極・北極になっているものだという。5月7日まで。東京都出身の石川さんは、高校時代に一人旅行でインドを訪れて以来、世界中を旅するようになり、2001年にはチョモランマの登頂に成功し、世界七大陸最高峰登頂の最年少記録を塗り替えている。現在は、J-WAVEの朝の帯番組「BOOM TOWN」に月1回レギュラー出演しているほか、東京芸術大学大学院美術研究科に籍を置きながら、文章や写真作品を発表している。(写真=写真集「POLE TO POLE 極圏を繋ぐ風」中央公論新社、コスタリカ・セロリチリポ山頂にて)
「THINK!TOMORROW」(J-WAVE)