NTTドコモ（千代田区）は4月28日、携帯電話を使った新クレジットサービス「DCMX（ディーシーエムエックス）」のプロモーション拠点として、青山通り・紀ノ国屋跡地に期間限定の「DCMXカフェ」（北青山3）をオープンする。「DCMX」は、同社が昨年末より展開しているサービスで、専用の機械に携帯電話をかざすことで決済ができる「iD」を使ったクレジットサービス。支払いはすべてサイン、チャージが不要な後払い方式で、サービスには、中学生も利用できる小額決済に適した「DCMX mini」をはじめ、リボ払いや分割払いなどにも対応する「DCMX」「DCMX GOLD」など利用限度額やサービスの内容に対応した3種類がある。名称は「DoCoMoのX」を意味するという。また、同サービスは、ロゴマークやシンボルマークなどブランド全体のアートディレクションをグッド・デザイン・カンパニーの水野学さんが手掛けたほか、店舗に置くリーダーなどのデザインを工業デザイナーの山中俊治さん（リーディング・エッジ・デザイン主宰）が、携帯をかざした際の確認音を作曲家の小久保隆さんが、それぞれ手掛けるのも特徴のひとつ。表参道にオープンするプロモーション拠点は、日産銀座ギャラリーなどを手掛けた空間デザイナーで、5月下旬にオープンする新宿の旗艦店「DCMX SITE」の空間デザインも担当している文田昭仁さんが設計を手掛けた。建物は、シンメトリーなフレームとアルミで覆われたシンプルな外観と、木目を基調にした内装が対照的な空間で、店内ではDCMXで支払いができる。メニュー内容などの詳細は未発表。（写真＝外観イメージ）
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