25年間続いた南青山での営業を今年3月19日で終えた「ビストロダルブル青山」「分土火」が、恵比寿西口(恵比寿南1)に移転オープンする。出店場所は恵比寿銀座通りに近く、約100平米の敷地に新たに建築された2階建ての空間を、1階=「分土火」(TEL 03-3760-0449)、2階=「ビストロダルブル恵比寿」(TEL 03-3760-0447)として営業する。分土火は、中庭を挟んで左手にテーブル席(26席)を、右手にスタンディングバー(約14人利用可)を設け、スタンディングバーではドリンクや30~40種のビストロ料理をすべて500円で提供する。有機野菜や産直素材を使った分土火の主なメニューは「アスパラガスの胡麻クリームかけ桜海老とポーチドエッグ添え」(900円)、「色々な豆を使ったカスレ分土火風」(1,600円)、「岩手ハーブ豚六甲マッシュルーム焼き」(2,000円)など。また、2階のビストロダルブルは吹き抜けを挟んで左手にビストロ(16席)、右手にバー(12席)を設ける。想定客単価は分土火=3,000円~4,000円、スタンディングバー=2,500円、ビストロダルブル=8,000円~9,000円。同店の井上さんは「中庭のある路面単独店の空間を活かして、パーティーやブライダルなどへも積極的に対応していきたい」と話している。オープン日は、分土火=6日、ビストロダルブル=10日で、分土火は10日からランチ営業も予定している。営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~翌2時、毎月第2月曜定休。同店の系列には、渋谷・のんべえ横丁の「ビストロダルブル本店」のほか、「土火土火」(西麻布4)、「ダルブルズ・バー」(白金台5)がある。