リサイクル・デザイン雑貨を扱うセッコ・フィンランド(本社=ユヴァスキュラ)は4月1日、代官山ヒルサイドテラスに日本初の直営店「セッコ・ショップ東京」(TEL 03-3469-1929)をオープンした。出店場所は「ヒルサイドウェスト」1階で、今年8月末までの期間限定店舗となるもの。「増え続けるゴミを優れた製品に変えて、再び世の中に送り出す」というコンセプトで、フィンランド出身の女性数名によって立ち上げられた「セッコ(SECCO)」は、パソコンなどの電化製品や廃材となったタイヤ、レコードなどのパーツを、ステーショナリーやアクセサリー、インテリア雑貨などに再利用したリサイクル商品を展開している。日本では2005年8月より、インテリア雑貨などの輸入販売を手掛けるピクニック(目黒区)が国内総代理店となり、一部の雑貨・インテリアショップに商品を卸してきたほか、「フィンランドカフェ」などのイベントで展示販売を行ってきた。白樺の幹や再生パルプの梱包材で作られた什器が並ぶ、シンプルな内装の店内(=約15平米)には、洗濯機のドラム部分を使った食器や、タイヤを使ったバッグ、キーボードやタイヤなどの一部を再利用したアクセサリーやストラップなど、ユニークなアイテムが並ぶ。価格帯は千円台~2万円台。ピクニックの真島さんは「エコやデザインに感心がある人など幅広い層に商品を知ってもらえれば」と話している。営業時間は11時~19時。水曜定休。