婦人靴販売を手掛けるモード・エ・ジャコモ(神宮前3)は3月24日、原宿・明治通り沿いの路面に、キャリア層を対象にトレンド感を打ち出したシューズやバッグを扱う「ビバ・ブリジャンテ原宿本店」(神宮前6、TEL 03-5774-0808)をオープンした。昨春デビューした「ビバ・ブリジャンテ」業態は、雑誌「グラマラス」「Scawaii」に見られるような、デニムスタイルに合うセレブカジュアルスタイルを、値頃感のある価格で提供しているブランドで、これまで、同社直営ショップ内でのコーナー出店をメーンに展開してきた。今後は原宿店を旗艦店と位置付け、今秋にかけて出店を加速するという。店舗は、既存店「ビバ・サーカス」の1階を改装したもので、独自ブランド「ラバーソール」などヤングキャリアを対象にしたガーリィスタイルの商品は2階で展開する。出店について、同社マーケティング部の高橋さんは「明治通り沿いのトレンドや地域性と、『ビバ・ブリジャンテ』のテーストが合っている」と話す。約100平米の売り場は、客層に合わせ、壁や什器をダークブラウンの木目で統一したほか、中央にファーをあしらったソファを置き、ゆったりとした空間の使い方を意識したという。商品は、独自ブランド「サテンドール」のみで構成。コサージュやリボン、ラインストーンなどでポイントを付けたハイヒールシューズや、光沢感の違う異素材の生地を使ったバッグなどを中心に揃える。価格帯は、バッグ・シューズ共に1万1,000円~1万5,000円。営業時間は、平日=12時~20時、土・日・祝日=11時30分~20時。同社は現在、客層やターゲット別に小売8業態、全18ブランドを展開している。
モード・エ・ジャコモ