サイバーエージェント(道玄坂1)は3月28日、ブログやSNSなどの口コミ情報を使った広告枠を販売する新会社「サイバー・バズ」を設立することを明らかにした。資本金は1,500万円で、設立予定は2006年4月3日。同社はこれまで、SNSやブログなどに代表される、個人情報をベースにしたメディアを使い、アフェリエイトやリスティングなどの広告販売を手掛けてきた。新会社では、ユーザーへの影響力が見込める集客力の高い人気ブログを集めてネットワーク化し、それらの口コミ(バズ)効果を利用して、バズマーケティングに対応した新たな広告枠の開発に着手するもの。サービス開始を予定している今夏までに、同社の公式ブログ以外の利用者も含む約200人の人気ブログ運営者を集めるという。同社広報担当者は「ネット広告代理店としてのノウハウを活かし、これまでとは切り口を変えた広告媒体化を目指す」と話している。
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