国土交通省は3月23日、2006年1月1日時点の公示地価を発表した。それによると、渋谷区内の商業地では、表参道ヒルズが開業した神宮前の上昇率が目立ち、区内の公示価格の上昇率は、上位5位までを神宮前が占めた。上位は以下の通り。1位=神宮前5-2-2(548万円→715万円、上昇率30.5%)、2位=神宮前1-13-11(514万円→650万円、同26.5%)、3位=神宮前1-6-11(304万円→383万円、同26.0%)ほか。神宮前に次いで上昇したのが宇田川町で、6位=宇田川町23-3(1,030万円→1,170万円、同13.6%)、7位=宇田川町25-5(668万円→750万円、同12.3%)が続いた。全国・商業地上昇率ベスト10には名古屋市が8カ所ランキングされたが、渋谷区内上昇率1位の神宮前5-2-2が3位にランキングされた。全国・住宅地でも、1位=南青山5-5-11(104万円→134万円、同28.8%)を筆頭に、上位4位までを港区南青山4~5と神宮前4が占める結果となった。(写真=表参道)
国土交通省