エキサイト(恵比寿4)は、韓国・ソウル市に本社を置くオンネットの日本法人で、ウェブ関連の技術開発を手掛けるオンネットジャパン(桜ヶ丘町)と資本提携し、Web2.0に対応する技術・システムの導入などで、今後、業務提携を強化する。「Web2.0」は、従来のサービスにはない新しいウェブのあり方を総称するもの。資本提携は、オンネットジャパンが3月末に実施を予定している第三者割当増資=4,998万円をエキサイトが全額引き受けるもので、増資後のエキサイトの出資比率は51%になる。同社はこれまで、ブログやオンラインゲーム、RSSをはじめとしたユーザー参加型のサービスを中心に、オンネット社のシステムを採用してきたが、今後は「広告、アフェリエイトなどの面でも業務提携を強化していく」(同社広報)という。2003年1月に設立されたオンネットジャパンは、オンネット(韓国本社)が開発したソフトウエアの、日本向けのローカライズなどを手掛けている。
エキサイト